ワタリガニ
ワタリガニは、以前は蟹といえばワタリガニ指すほどポリュラーでした。そんなワタリガニの名前の由来、美味しいワタリガニの選び方、調理方法を解説します。

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ワタリガニの名前の由来、美味しいワタリガニの選び方、調理方法

ワタリガニは通販ではあまり取り扱いがありませんが、カニ味噌は最高レベルで美味しく、身もフワフワでとても美味しいです。

 

他のカニと比べてもかなり安いのでコスパも最高です。

 

なぜ、こんなに良いワタリガニを通販業者が取り扱わないかというと、単価が安いので業者が儲からないことと、

 

脚にあまり身がないので食べるときに手間がかかり面倒ということが挙げられます。

 

しかし、味はタラバガニやズワイガニに劣ることはありません。

 

ワタリガニの評判はあまりよくありませんが、不当な評価だと思います。

 

とても美味しいのに残念です。

 

ワタリガニのおすすめな食べ方は、生のワタリガニを購入して家でゆでることです。

ワタリガニの名前の由来

 

ワタリガニ

ワタリガニの正式名称は、ガザミです。

 

ワタリガニは地方名ですが、最近ではワタリガニの名前が
よく使われます。

 

ワタリガニの一番後ろの4対目の脚が、遊泳脚で、
この脚を使って上手に泳ぐことからワタリガニと呼ばれるようになりました。

 

ワタリガニは、青森より南の、台湾、韓国、黄海、東シナ海
までの広い海域の波が穏やかな内湾の水深30pほどの砂泥底に生息します。

 

日本では、瀬戸内海のワタリガニが有名です。

 

メスは5〜6月に、産卵の他に外洋から内海にやってきて、9月〜12月にかけて越冬のために
沿岸部から沖合に出ていきます。

 

ワタリガニの魅力

ワタリガニは、ズワイガニ、タラバガニ、毛ガニほど、脚には身が詰まっていません。

 

しかし、脚の付け根の胸肉の身や、甲羅の中の内肉や内子がとても美味です。

 

5月〜9月は、メスはお腹に子を持っていなく、
交尾後のオスがお薦めです。

 

この時期のオスは大振りで身がつまり旨味、甘み
共に濃厚です。

 

11月〜2月にかけては、メスは生殖腺が発達し
お腹に内子(卵巣)を持ち、
カニ味噌とともに美味しく召し上がれます。

 

冬場は、卵をもっているメスの方がオスよりも高価で、
「活」のワタリガニが鮮度落ちがないため、
食通の方に重宝されています。

ワタリガニの食べ方

ワタリガニの食べ方は、塩ゆで、蒸し蟹、味噌汁の具、鍋などがあります。

 

活きたままのワタリガニを茹でると暴れたりして、ハサミや脚がバラバラになる事があります。

 

氷水に漬けて動かなくまるまで待ってから茹でるか、蟹をそのまま冷凍庫に30分くらい入れるか、
アイスピックで活き締めをするかしてから、茹でることで上手に茹でることができます。

 

茹でガニは、茹でた翌日の方が甘みが増して美味しく召し上がれます。

 

ワタリガニのオス、メスの見分け方

ワタリガニ通販

ワタリガニのオス、メスの見分け方は分かりやすいです。

 

オスは腹部の幅が狭くふんどしの三角形が狭いです。

 

メスは、腹部の幅が広く、ふんどしが左右に広く丸みがあります。

ワタリガニの選び方

新鮮なワタリガニを選ぶ

ワタリガニは、死んで時間が経過すると、かなり味が落ちてしまうので、
活きている元気なワタリガニを選びます。

 

死んだワタリガニを選ぶ場合は、口の周りが黒ずんでいないものを選びます。

身がつまったワタリガニを選ぶ

 

身が詰まっているか、どうかは100%確実な見分け方ではありませんが甲羅が硬い蟹を選びます。

 

甲羅が柔らかい蟹は、脱皮して間もないために、まだ身が体内につまっていません。

 

持って重いものを選ぶという人もいますが、これは殻だけが重い場合もあったりして、
身が詰まっていない事もあり、あまり確かな選び方ではありません。