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香住ガニがまずい、紅ズワイガニがまずい、という風評があるのでその疑問にお答えします。
香住ガニは、兵庫県の「香住漁港」で水揚げされる紅ズワイガニのことを言います。
毎年9月1日から漁が解禁になります。
結論からお話ししますが、「香住ガニ まずい」「紅ズワイガニ まずい」は事実でもあり、事実ではありません。
どういう事かというと、香住ガニ、紅ズワイガニは深海に生息するため水圧に負けないように水分を多く含んでいます。
そのために、鮮度が落ちるのが松葉ガニなどの本ズワイガニと比べてかなり早いです。
ですので、獲れたらすぐに茹でたり、蒸したりして素早い処理することが不可欠なのですが、処理が遅れると味が落ちてしまうのです。
また、水分を多く含んでいるのでできれば活冷凍は避けたいところです。
そのため外国産の紅ズワイガニはすぐに活冷凍してしまうので、味は期待できません。
これらのことから、通販などで紅ズワイガニを購入する際には外国産か国内産かが、かなり重要になります。
ただし、水揚げされた後、すぐに船内でボイルし急速冷凍された紅ズワイガニは、鮮度は抜群なので、そこは見極める必要があります。
紅ズワイガニの身入りは松葉ガニとくらべると小振りでよくはありませんが、水分が多いことでカニ身は、とても甘くてジューシーです。
国産の紅ズワイガニ、香住ガニを浜蒸しや浜ゆでしたものは、とても濃厚で甘みがあっておいしいです。
また、カニ味噌もやや濃い目で風味があります。
香住ガニのようにブランド化された紅ズワイガニは、産地の漁師たちは本ズワイガニよりこちらのほうが美味しいと言っています。
値段も松葉ガニの1/15とお値打ちなのも魅力ですね。
相場(1Kgあたり卸価格)
参照元:水産庁 産地水産物流通調査2021年
北海道で、紅ズワイガニ漁の操業許可を得ている水産会社と提携をして紅ズワイガニの卸し・販売を一手に取り扱っている会社があります。
「カニ通販.com」という会社なのですが、この会社は、北海道勇払郡 占冠村中トマムにある「星野リゾートトマム」に「和牛・海鮮しゃぶしゃぶ S O R A -天空-」という実店舗も運営しています。
「カニ通販.com」で注文すると、「星野リゾートトマム」で使用されている出汁、つけダレが同封されてきます。
日本屈指の最高級ホテルで提供している商品です。
他ではできないカニしゃぶを「カニ通販.com」なら味わうことができます。
紅ズワイガニを販売している通販会社を色々調べましたが、ズワイガニ、本ズワイガニを販売している通販会社は多いのですが、
「カニ通販.com」以外には、北海道旭川市の水産加工会社「丸源後藤水産」だけでした。
「丸源後藤水産」は市場に商品を卸す卸会社で、仕入れから発送まで会社で一括管理。
一括管理と大量仕入れで美味しい蟹を、コストダウンで安価の販売が可能になっています。
時期により取扱量は変動します。
国産から外国産まで色々取り扱っているので、購入時には産地、加工地を確認してください。
取扱量では、ふるさと納税を取り扱っている「楽天市場」が品揃えが豊富です。
香住ガニの取り扱いは、「楽天市場」のみの取り扱いで、他の通販会社ではまったく取り扱いがありません。
ここからは、紅ズワイガニの中でも唯一のブランド蟹、香住ガニについて詳しく説明していきます。
9月のカニといえば、毎年9月1日から解禁になる香住カニです。
松葉ガニの解禁日は11月6日なので、ちょっと早めに冬の味覚を堪能することができます。
紅ズワイガニの中から厳選したものだけが香住カニとしてブランド化され販売されています。
2023年9月5日朝の初競りでは、「ご祝儀相場」もあって、最高で1匹50万円の高値が付きました。
関西では唯一、兵庫県山陰「香住漁港」だけが紅ズワイガニを水揚げすることができます。
香住カニはブランド化されているとはいえ、漁獲時期が9月1日〜5月31日までと長期間に及び安定した漁ができることで漁獲量も多いため、販売価格は比較的リーズナブルです。
「香住漁港」では、松葉ガニ(ズワイガニ)も水揚げされますが、香住カニは松葉ガニとは生息域が違い、漁獲方法も異なります。
松葉ガニの生息域は水深200〜400mで、海底を網でひく沖合底びき網漁です。
香住カニは、生息域が水深800〜1,500mと深く、底引き網が届かないため、
サバなどの餌を入れた直径1.3mほどのかごを100〜400個連ねて投下し海底に沈めるカニかご漁で漁獲します。
かにカゴを約2日程海底に沈め、カニが入るのを待って引き上げます。
紅ズワイガニは生の状態でも鮮やかな赤みのかかったオレンジ色でゆでると 濃い赤色になります。
松葉ガニは、生の状態だとご覧のように茶褐色です。茹でると赤くなります。
茹でたあとは、紅ズワイガニは裏面も赤くなりますが、松葉ガニは裏面は赤くならず白いままです。
香住ガニは「紅ズワイガニ」、
松葉ガニは「ズワイガニ」と種類が全く違います。
松葉ガニよりも海底に生息し、ミネラルが豊富な海洋深層水で育つことで、身が締まり、みずみずしく繊細かつ上品な甘みなのが特徴です。
紅ずわいがにも松葉かに同様に、大きい雄は食べ応えがあり、
舌の上で適度にほぐれる食感とみずみずしくジューシーな甘みを体験すると、松葉かにしか食べた事がない人もファンになるようです。
水揚げされた漁港が違うだけで同じカニなら味の違いはあるのか、疑問に思いますよね。
カニは漁港が同じでも、生息域が異なると、同じ種類であっても味覚が異なってきます。
香住カニは、刺身やボイル身、焼きガニ、鍋、雑炊など松葉ガニ同様さまざまな調理法で味わえます。
香美町は、好条件の漁場が近いという利点を生かし、出港から水揚げまでを24時間以内に終えるなどしての取り組みが、日本屈指の鮮度とうまさの秘訣です。
香住カニを水揚げできるのは、香住漁港に所属する紅ズワイガニ漁の免許が交付されている9隻の小型船だけです。
これまでは、生息域が水温の低い深海の為、海上に引き上げられると、水温や水圧の変化に耐えきれず多くが死んでしまったそうです。
しかし、近年では小型船に深海と同じような水温(1〜2℃前後)を保てる船内水冷装置を設置することで、生きたままの紅ズワイガニをすぐに水冷装置で保管できるようになりました。
そのため、一定数の“活ベニ”を港まで持ち帰り水揚げできることが可能になったのです。
24時間の航海で帰ってくる小型船は、早朝6時30分のセリに間に合うように帰港します。
地元漁師が「香住のベニズワイガニが、日本で一番鮮度がよくて一番おいしい」というのも納得できます。
松葉ガニは現地の買い付け会社を通じて、現地の旅館や東京などの大都市の有名料亭などに販売され、大手かに通販でも販売している会社はほとんどありません。
しかし、カニ通販最大手の「かに本舗」だけは、日本屈指の水揚げを誇る鳥取県境港で獲れた松葉ガニを出荷できています。
鳥取県堺港厳選直送!松葉ガニ(ブランドタグ付き)
全品:税込、送料無料
堺港で水揚げされる松葉ガニは、人気のため品切れが続く場合があります。
兵庫県、京都府、鳥取県産などの、地元の問屋さんが楽天でも、獲れたて、訳ありの松葉ガニを期間限定ですが販売しています。
「紅ズワイガニ」と「松葉ガニ」の異種交配で誕生した蟹で、体が黄金色で、「松葉ガニ」の旨味と、「香住ガニ」の甘さを兼ね備えています。
数千〜1万匹に1匹の割合でしか水揚げされない超希少種で、幻のカニと呼ばれています。
見た目は、ズワイガニや紅ズワイガニととても良く似ていますが、甲羅の黄色みが強いのが特徴です。
赤みがかったベニズワイと違って、体の色は黄色に近い「黄金色」なことから「黄金ガニ」と呼ばれるようになりました。
そのレアさから、水揚げがあると非常に高い値段で競り落とされます。