イバラガニモドキの値段、イバラガニの値段はほとんど同じ北海道イバラガニの通販を紹介します
ここでは、イバラガニモドキの値段、イバラガニの値段や
北海道イバラガニ通販を紹介していますが、イバラガニモドキ、イバラガニを選んだあなたはかなりの食通、カニ通だと思います。
もちろん、十人十色といいますから、人それぞれ美味しさの基準は違いますが、
イバラガニモドキ、イバラガニの身の味はタラバガニに引けを取ることもない美味で、甘味に関してはタラバガニよりも強いと言われています。
それなのに、タラバガニより値段はお値打ち。
これはお買い得ですね。
でも、最近はイバラガニモドキ、イバラガニの知名度も少しづつ上がり希少価値からも値段が高騰気味です。
ですが、それでもタラバガニとくらべると、まだかなりお値打ちです。
イバラガニモドキとイバラガニ
市場でイバラガニとして売られているのは、ほとんどがイバラガニモドキです。
違いはトゲの鋭さで、イバラガニは針のようなトゲなのに対し、イバラガニモドキはとげが突起という感じです
モドキがつくから偽物と思ってはいけません。
実は味はイバラガニモドキのほうが上だと言われているんです。
値段は同じくらいで、食べ方や料理方法も変わりません。
ですので、イバラガニとイバラガニモドキは、あまり気にしなくていいでしょう。
イバラガニモドキの旬は、6月〜8月。
イバラガニの旬は12月〜3月。
イバラガニモドキもイバラガニとして売られているので、
イバラガニの旬は12月〜8月ということになります。
イバラガニの値段
ここでは、「かにまみれ」のイバラガニの値段を紹介しています。
なぜ、「かにまみれ」かというと、カニ通販最大手であり、品質の信頼度が高いからです。
他にも信頼できるカニ通販大手(かに本舗、北釧水産など)はありますが、イバラガニは水揚げが非常に少なく”希少な蟹”なので残念ながら取り扱っていません。
他にも大手通販会社のポータルサイトで通販している業者もいますが、信頼度がいまいちなので、ここでは「かにまみれ」のみを紹介しています。
「かにまみれ」のイバラガニは安心の北海道網走前浜産!
前浜で水揚げされ、そのまま茹であげた「浜ゆで」です。
また、「かにまみれ」では、売切れの場合には、事前予約のような、入荷したらメールで知らせてくれるサービスもあります。
メールが届いたら、すぐに注文すれば希少な蟹”イバラガニ”を購入することができます。
イバラガニ値段:かにまみれ
イバラガニ姿 安心の北海道網走前浜産
- 2.1kg前後 29,400円
- 2.4kg前後 33,600円
- 2.8kg前後 39,200円
参考のために「かにまみれ」のタラバガニの値段も載せておきます。
- 活〆極太タラバ脚/3Kg前後/2肩セット 69,800円
- 活〆生冷&ボイル/1,6Kg前後/2肩 24,100円
- 極太本たらば蟹フルポーション/1Kg/メガ級7Lサイズ 29,600円
- 極太本たらば蟹フルポーション/500g/メガ級7Lサイズ 14,800円
どうです、比べるとイバラガニの値段はかなりお値打ちなことがわかります。
イバラガニとは
以前は、タラバガニのまがいもの扱いされていましたが、近年は認知度もあがり、
ひとつのブランドとして高く評価されています。
味はタラバガニより濃厚で、ミルクのようにまろやかなことから別名「ミルクガニ」と呼ばれたりもしています。
他にも、活ガニの状態では、見た目がタラバガニより赤みが強いので「アカガニ」と呼ばれたり、
ボイルすると、タラバガニよりもオレンジ色が強く出ることから「Golden king crab」とも呼ばれたりしています。
しかし、水揚げ量は非常に少なく、幻のカニとも呼ばれ「希少な蟹」でもあるのです。
イバラガニ外観
褐色のタラバガニと比べて、赤みが強くとげが多くゴツゴツしています。
植物のイバラに見た目が似ていることから、その名前が付けられたと言います。
ハサミを含めると脚の数は8本あり、最後尾の脚は細く小さく甲羅の中に隠れています。
タラバガニと同じヤドカリの仲間でタラバガニ科に属します。
大きいもので胴体の大きさが20cm、足を広げると1mにもなりますが、このクラスになるのには15年ほどかかります。
イバラガニ生息地
生息深度はタラバガニは水深30〜360mに対し、イバラガニは500m前後、イバラガニモドキは500〜1,000mと言われています。
タラバガニより生息域が深いので、最近までほとんど獲られていせんでした。
タラバガニより深海に生息しているため、漁獲する漁師も少ないことから、当然漁獲量も少なくなります。
イバラガニの味
イバラガニの旬は12月〜3月。タラバガニと同じ頃です。
タラバガニとほとんど味や食感はかわりません。
前述したように、タラバガニよりも甘味は濃厚でミルキーです。
タラバガニの仲間であるためにミソはほとんどありません。
イバラガニガニの値段が安い理由
希少な蟹なので、値段が高くても不思議ではないのですが、それでも値段が安いのは美味しさがあまり知られていないことが大きな要因だと思われます。
また、とげが多いことから見た目が悪く、料理したり食べたりする時にも、怪我をしてしまう可能性があることも理由の一つと考えられています。
こうした理由から値段が安いと思われますが、だからこそ知名度が知れ渡る前の今がお買い得と言えるでしょう。
イバラガニ:ロシア産
イバラガニは、「カニの王様」と呼ばれるタラバガニと同じタラバガニ科に属する大型の種で、
「甘みはタラバ以上」とも言われています。
海外では「ゴールデンキングクラブ」と呼ばれ、タラバガニとほぼ同等の価値で取引されています。
しかし、日本では昔から「タラバのニセモノ」と呼ばれ、ほとんど流通していませんでした。
しかし、ロシア産カニの主要な輸出先であったアメリカが、ロシアのウクライナ侵攻によりロシアへの制裁措置としてロシア産水産物の輸入を禁止しました。
そのために、ロシア産のイバラガニやタラバ、ズワイなどが大量に日本などアジアに流れるようになったのです。
そのため、2022年12月下旬の東京・上野アメ横では、見慣れないゴツゴツしたトゲのあるカニ(イバラガニ)が並んだのです。
ちなみに日本はロシア産の水産物は禁輸の対象外です。
タラバガニモドキ、アブラガニ
タラバガニに似たカニでは、イバラガニの他にアブラガニがあります。
見た目はそっくりですが、背中の突起の数が違います。
タラバガニは突起が6つで、アブラガニは突起が4つです。
しかし、活ガニならともかく、ボイルされた脚だけのセットだと、タラバガニと見分けるのは難しいでしょう。
昔はタラバガニとして売られていた時期もありますが、今はアブラガニというブランドが確立しています。
プリプリした食感はタラバガニと同じですが、
食味はカニ本来の味がしなく薄くしょっぱいです。
ボイルすると、アブラガニは身の繊維が硬くなり少し筋っぽくなります。
しかし、北海道函館の朝市で、食べ比べしても一般レベルでは味の違いはわからないと言います。
値段はタラバガニの3分の2とお値打ち。
アブラガニは鮮度低下が非常に速いので、ボイル後は時間との勝負で、他のカニと比べても早く食する必要があります。
【関連記事】 アブラガニとタラバガニの見分け方