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ここでは、松葉ガニとズワイガニの違いを始め、漁港ごとの識別タグの色の違いや、松葉ガニの最高ブランド「五輝星(いつきぼし)について詳しく説明しています。
松葉ガニは資源保護のため、漁期が定められています。
松葉ガニは、ズワイガニのことですが、漁獲される地域により、
ズワイガニをブランド化する傾向があり、消費者に誤解を与える場合があります。
同じズワイガニなのに、どうしてブランド化するのか?
ズワイガニにはオピリオ種とバルダイ種と紅ズワイの3種類があります。
紅ズワイは名前の通り、茹でる前から赤いズワイガニですが、
紅ズワイはブランド化はされておらず、何処の漁港で水揚げされても紅ズワイです。
ブランド化するのは、オピリオ種とバルダイ種で、松葉ガニはパルダイ種です。
しかし、同じ種でも魚場によって味が違い
特に日本海のズワイガニは味が良いとされているために、ブランド化が進んでいるのです。
ロシアで水揚げされ北海道にくるカニは、
オピリオ種とバルダイ種と2種類ありますが、安価なズワイガニはオピリア種です。
バルダイ種は、北朝鮮で水揚げされロシアに行き、それから日本に輸入されるのですが、
同じ日本海で育っているために、身の詰まり具合もよくおしいですが、
やはり日本近海で獲れるカニにはかないません。
松葉ガニは、山陰地方(兵庫県北部、京都府北部、鳥取県)
で漁獲されるズワイガニを松葉ガニと呼びます。
有名な漁港では兵庫の香住、柴山、浜坂、津居山や京都の間人、
浅茂川や鳥取県の網代、浜坂港などがあります。
京都の間人は、近年、間人(たいざガニ)と呼んで、
松葉ガニとは違う独自のブランドで売り出しています。
ブランドを徹底させるために、各漁港ごとに識別用のタグをつけて、
何処の漁港で水揚げされたものか、わかるように管理はキチンと行われています。
各産地ごとに、品質管理は徹底していて、同じ漁港で漁獲された蟹でも、
品質が劣れば識別用のタグをつけることはできません。
タグはプラスチック素材が多く、漁獲した漁船名、所属漁港が明示されています。
県名 | ブランド名 | メス蟹呼称 | 漁港 | タグの色 |
---|---|---|---|---|
鳥取県 | 松葉蟹 | セイコガニ | 網代港 | 白色 |
松葉蟹 | セイコガニ | 境港 | 青色 | |
鳥取県の底引き漁で獲った松葉ガニ |
赤色 | |||
島根県 | 隠岐松葉ガニ | セイコガニ | 隠岐諸島 | 青色 |
島根県産のカゴ漁で獲った松葉ガニ |
【関連記事】
>>ロシア産、カナダ産のズワイガニの違い!国内産地と比べてみました
松葉ガニは現地の買い付け会社を通じて、現地の旅館や東京などの大都市の有名料亭などに販売され、大手かに通販でも販売している会社はほとんどありません。
しかし、ネットショップ大賞連続14年受賞、カニ通販最大手の「かに本舗」は、日本屈指の水揚げを誇る鳥取県境港で獲れた松葉ガニを活出荷しています。
他にも浜茹で松葉ガニ、松葉ガニのメス「セコガニ」も販売しています。
堺港で水揚げされる松葉ガニは、人気のため品切れが続く場合があります。
【堺港厳選】
浜茹で松葉ガニ1杯超(ブランドタグ付き
9,800円(税込、送料無料)
冷凍浜茹でセコガニ 大中6〜7杯(1Kg超)
7,980円(税込、送料無料)
よければ、「かに本舗」の全商品を紹介しているサイトものぞいてみて下さい。
かなり、お値打ちなカニをズワイガニを見つけることができますよ。
兵庫県、京都府、鳥取県産などの、地元の問屋さんが楽天でも、獲れたて、訳ありの松葉ガニを期間限定ですが販売しています。
松葉ガニが漁獲される地域では、1月中旬から「若松葉ガニ」の漁が始まり、ズワイガニが禁漁となる3月20日まで続きます。
「若松葉ガニ」とは、脱皮して間もない松葉ガニのことで、甲羅が柔らかく、水分が多いのが特徴です。
手でポキッと折れるくらい殻がやわらかいです。
見た目、大きさは松葉ガニとほとんど変わりませんが、値段は松葉ガニの約半値で取引され地元で人気です。
松葉がにの価格が5000円だとすると、若松葉ガニは2500円ぐらいです。
県外への出荷はほとんどされていません。
「若松葉ガニ」は「水ガニ」と呼ばれることもあり、名前の通り水分を多く含んでいて身もやせていますが、豊富なかにエキスとやさしい甘味が特徴です。
旬になる2月頃から 若松葉かにの水分が濃縮され、カニ本来の上品な甘味・身詰まり・食感などが良くなります。
茹で、焼カニ、鍋もの、刺身など何にでも利用できます。
刺身の身は水分を多く含んでいるのでツルリと簡単に取り出すことができます。
ボイルガニは、身が簡単に殻から外れやすいので、子供やカニの身を取るのが面倒な方でも大丈夫です。
兵庫県で水揚げされる松葉ガニブランド名は「柴山がに」です。
2021年11月7日に柴山港で初競りが行われ、同港の過去最高額となる1匹222万5670円(税抜き)で落札されました。
県北部の但馬地域の豊岡市、香美町、新温泉町の3漁港では6日に初競りがあり、新温泉の浜坂漁港では1匹25万円の値がつきました。
この基準を満たしたズワイガニを、10人の目利き人がさらに選別して五輝星を認定します。
基準を満たす松葉かには、全体の1%程度。
50万円で落札
2022年はズワイガニの漁が6日解禁され、11月7日に鳥取港(鳥取県)での初競りで最高100万円の高値がつきました。
100万円の値がついた五輝星は甲羅幅14・9センチ、重さ1・35キロで、前年の90万円を上回っています。
2021年のズワイガニ漁は11月6日に解禁され、7日の朝には日本海で漁を終えた船が次々とカニを水揚げし、
午前8時から初競りが始まりました。
今年のブランドガニ「五輝星」に認定されたカニは9匹。
競りの結果、重さ1.3キロ、甲羅の長さ14.6センチの「五輝星」が、最高値の90万円で競り落とされました。
鳥取県内のズワイガニ漁は、オスの「松葉がに」が来年3月20日まで、メスの「親がに」が年内いっぱいまで行われます。
2020年11月7日、かに漁が解禁された初競りが鳥取県内の3つの漁港でありました。
期待が高まったのは、昨年ギネス世界記録に認定された、松葉ガニ最高級ブランド「五輝星(いつきぼし)」の入札価格です。
2020年は、昨年を上回る甲羅幅15センチ、重さ1.38キロで、大きさ、重さとも過去最高の「五輝星」が水揚げされましたが、入札価格は昨年を大幅に下回る1/10の50万円で落札されました。
この価格は、2015年の五輝星の競り開始以降で最低価格です。
県水産課は「新型コロナウイルスの影響」ではないかとみています。
この日は「五輝星(いつきぼし)」は15匹が水揚げされています。
この日の初競り松葉ガニの平均価格は、1キロ当たりの平均価格4021円(前年同期比594円減)、親ガニが3387円(同137円減)。
【500万円で競り落とされた「五輝星」】
2019年11月7日に鳥取市の鳥取港に水揚げされたズワイガニの初セリが開かれ、
鳥取県の最高級ブランド「五輝星(いつきぼし)」に認定されたカニが500万円で競り落とされた。
カニの落札価格としては世界最高価格です。
競り落としたのは、昨年200万円で競り落とした実績のある「かねまさ・浜下商店」。
この「五輝星」は、甲羅の幅14・6センチ、重さ1・24キロ。
1日前の6日に、兵庫県新温泉町の漁港で開かれた初競りでは1・2キロの松葉ガニが300万円で落札されています。
500万円で落札された松葉ガニは、今月(2019年11月)の4日に開店したばかりの、
東京都中央区銀座7丁目、割烹(かっぽう)料理店「銀座結絆(ゆいな)から依頼されて落札したそうです。
結絆では、お客様からの注文で「かねまさ・浜下商店」に落札を依頼したそうです。
落札された松葉ガニは、「かねまさ・浜下商店」の直営店で2日間展示された後の、11月9日の夜に結絆に届けられました。
結絆では、その日に調理して経営者の男性2人に提供したそうです。
料理の値段は、2人合わせて800万円。
五輝星のカニを使ったフルコースニューです。
通常の松葉ガニを使ったコースメニューは通常3万円だそうです。
気になるフルコースメニューですが、刺し身や焼きガニ、天ぷら、しゃぶしゃぶ、雑炊、炊き込みご飯の内容で、
結絆店主の小林和紀さんが、お客の目の前でさばいたそうです。
2018年11月7日に鳥取市の鳥取港でズワイガニの初競りがあり、
その初競りで雄のズワイガニ1匹に国内最高値である200万円の高値がつきました。
甲羅の幅14・6センチ、重さ1・28キロ
【200万円で競り落とされた雄のズワイガニの写真】
ズワイガニの最高級ブランド「五輝星(いつきぼし)」に認定されています。
競り落としたのは地元で海産物を取り扱う「かねまさ・浜下商店」
鳥取港での今までのズワイガニの初競り高値は2016年の1匹130万円の値が付いたのが最高でした。
2018年の国内では、11月6日に福井県坂井市の三国漁港で行われた初競りで1匹42万円の値がついています。
200万円で落札された「五輝星」は、県に寄贈され、鳥取市の水族館「とっとり賀露(かろ)かにっこ館」で生きたまま展示されています。
捕獲されたカニが人工飼育で1年以上も生存することは珍しいと言いますが、
2019年11月現在でも、ほとんど身動きをしない堂々とした態度で生きているそうです。
2015年、2016年に落札されたカニも県に寄贈されましたが、
70万円のカニは約2ヶ月、130万円のカニは半年ほどで死んでしまったそうです。
【速報】
2018年11月24日平井伸治 鳥取県知事は、「競りで落札された最も高額なカニ」としてギネス世界記録に認定されたと発表しました。
ギネス記録の保持者は、競り落とした鳥取市の鮮魚店経営浜下哲爾さん。
ズワイガニの漁が2016年11月7日に解禁され、獲れたばかりのズワイガニの初競りが鳥取市の鳥取港でありました。
そこでなんと雄のズワイガニ(松葉ガニ)1匹に130万円の値が付きました。
松葉ガニは昨季から「五輝星(いつきぼし)」のブランド名を付け、甲羅幅が13・5センチ以上、重さ1・2キロ以上など五つの基準を設けているのですが、
この130万円で競り落とされた蟹も、
甲羅幅が14・5センチ以上、重さ1・28キロ以上など五つの基準を満たし堂々たる「五輝星(いつきぼし)」です。
競り落としたのは鳥取市内の中村商店で、10月21日に最大震度6弱を記録した地震で県内の産業が落ち込んでいるので、少しでも鳥取県のPRになればと競り落としたそうです。
【写真】130万円の松葉ガニ
呼称 | 府県 | ブランド名 | 基準 | 初日最高値 |
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ズワイガニ | 富山 | ー | ー | 不明 |
加能ガニ | 石川 | ー | ー | 4万6千円 |
越前ガニ | 福井 | 極 | 甲羅幅14.5p、重さ1.3Kg | 37万円 |
松葉ガニ | 京都 | 間人ガニ | 間人港で水揚げ | 10万円 |
舞鶴かに | 舞鶴港で水揚げ | 5万円 | ||
兵庫 | 柴山ゴールド | 柴山港で水揚げ、重さ1.4Kg | 16万9千円 | |
津居山ガニ | 津居山港で水揚げ | 6万3千円 | ||
(浜坂港) | ー | 33万円 | ||
鳥取 | 五輝星 | 甲羅幅13.5p、重さ1.2Kg | 130万円 | |
島根 | ー | ー | 水揚げなし |