ビードロカットとは?【図解で3分理解】ポーションとの違いと選び方
ビードロカットとは、カニの殻を縦半分にカットした「半むき身」加工のこと。ポーションとの違い、メリット・デメリット、向いている人を図解で解説。カニ鍋で本格的な出汁を楽しみたい方、焼きガニをしたい方に最適。失敗しない選び方も紹介。

本ページはプロモーションが含まれています。

ビードロカットとは?【図解で3分理解】ポーションとの違いと選び方

ビードロカットとは


【30秒で理解】ビードロカットとは


ビードロカット = カニの殻を縦半分にカットした「半むき身」


殻の上側だけを取り除き、身の部分は残した状態。ハーフカットとも呼ばれます。

  • メリット:殻から本格的な出汁が出る、焼きガニに最適
  • デメリット:殻を剥く手間が残る、子供には食べにくい

ビードロカットの意味と由来

ビードロカットとは


「ビードロカット」という独特な名前を聞いて、「何のこと?」と思った方も多いでしょう。


ビードロカット(びいどろカット)とは、カニの脚の殻を縦方向に半分カットして、上側の硬い殻だけを取り除いた加工方法のことです。


「ビードロ」はポルトガル語の「vidro(ガラス)」が語源とされ、カットした断面が透明感のある身を覗かせる様子からこの名がついたと言われています。

別名:ハーフカット、ハーフシェル
通販サイトによっては「ハーフカット」「ハーフシェル」と表記されることもありますが、すべて同じものを指します。

ビードロカットとポーション、何が違う?

カニ通販でよく見かける「ビードロカット」と「ポーション」。


この2つの違いを理解することが、失敗しない選び方の第一歩です。

項目 ビードロカット ポーションカット
殻の状態 半分残っている 完全に取り除かれている
食べやすさ 殻を剥く作業が必要 解凍後そのまま食べられる
出汁 殻から本格的な出汁が出る 出汁は薄め
調理時間 やや時間がかかる 超時短
向いている人 大人、本格派 子供・高齢者、時短派
おすすめ料理 カニ鍋、焼きガニ しゃぶしゃぶ、天ぷら

ビードロカットのメリット・デメリット

【ビードロカットのメリット】

    1.殻から本格的な出汁が出る

  • カニ鍋をする際、殻から濃厚な旨味成分が溶け出します。
  • 雑炊や〆のラーメンが格段に美味しくなります。

    2.焼きガニに最適

  • 殻があることで、身が鉄板やグリルにくっつかず、きれいに焼き上がります。
  • 香ばしさも増します。

    3.カニを剥く楽しみが残る

  • 完全むき身では味わえない、「カニを食べている」という実感と満足感があります。

    4.旨味の保持力が高い

  • 殻が身を保護するため、ポーションより酸化しにくく、鮮度が保たれやすい傾向があります。

【 ビードロカットのデメリット】

    1.殻を剥く手間が残る

  • 完全むき身ではないため、食べる際に殻から身を取り出す作業が必要です。

    2.小さな子供には不向き

  • 殻が残っているため、小学校低学年以下のお子さんは自分で食べるのが難しいです。

    3.調理時間がやや長い

  • ポーションと比べると、準備や食事に時間がかかります。

    4.殻の重量分、可食部が少ない

  • 同じ1kgでも、殻の重さが含まれるため、実際に食べられる身の量はポーションより20〜30%少なくなります。

ビードロカットが向いている人・シーン

以下に当てはまる方には、ビードロカットが特におすすめです:

  • カニ鍋で本格的な出汁を楽しみたい → 殻の旨味が鍋全体に広がります
  • 焼きガニを綺麗に仕上げたい → 殻が身を保護し、香ばしく焼けます
  • カニを剥く雰囲気も味わいたい → 食事の過程そのものを楽しめます
  • 大人だけで食べる → 殻剥きの手間を苦にしない方向け
  • お正月など特別な日 → ちょっと手間をかける贅沢感

購入時の注意点
ビードロカットは殻の重量も含まれます。
「2kg」と表示されていても、可食部は1.4〜1.6kg程度です。
ポーションと同じ重量で比較すると、食べられる量は少ないことを理解しておきましょう。

実際にビードロカットを使ってみた感想

私自身、カニ鍋をする際はビードロカットを選んでいます。


最初はポーションの手軽さに慣れていたため、「わざわざ殻付きにする意味あるの?」と思っていました。


しかし、一度ビードロカットで鍋をしたところ、スープの味の濃さが全然違うことに驚きました。


殻から出る旨味成分が、鍋全体を包み込むような深い味わいを作り出してくれます。


特に、〆の雑炊は別格です。カニの香りが染み込んだご飯は、ポーションでは味わえない贅沢さがあります。


ただし、小さな子供(5歳)がいる我が家では、平日の夕食には向きません。


子供用にはポーション、大人はビードロカットと使い分けています。

おすすめの食べ方・調理法

    1. カニ鍋(最もおすすめ)

  • 昆布出汁に野菜とビードロカットを入れて煮込むだけ。
  • 殻から濃厚な旨味が溶け出し、スープが絶品に。〆の雑炊まで堪能できます。

    2. 焼きガニ

  • ホットプレートや魚焼きグリルで焼きます。
  • 殻があることで身が鉄板にくっつかず、ふっくらと香ばしく仕上がります。
  • レモンやポン酢で。

    3. カニすき

  • 薄味の出汁でサッと煮て、ポン酢でいただく京風の食べ方。
  • 殻の旨味が上品に引き立ちます。

ビードロカットを選ぶ際のチェックポイント

通販でビードロカットを購入する際は、以下の点を必ず確認しましょう:

    1.カットの深さ

  • 業者によってカットの深さが違います。
  • 「Wカット」「深めカット」など、関節部分までカットされているものが食べやすくておすすめです。

    2.サイズ表記

  • 「2L」「3L」などのサイズ表記は業者独自の基準です。
  • 重量あたりの本数を確認しましょう。
  • 1kgで20本なら1本50g、30本なら1本33gです。

    3.爪・肩肉の混入

  • 「◯kgセット」と書いてあっても、食べにくい爪や肩肉(だき身)が大量に含まれている場合があります。
  • 脚肉の割合を確認してください。

    4.生かボイルか

  • 生のビードロカットは鍋や焼きガニ向き。
  • ボイル済みは解凍後そのまま食べられますが、加熱しすぎると固くなります。

信頼できるビードロカット取扱店


初めてビードロカットを購入するなら、以下の実績ある通販サイトがおすすめです:


ますよね「元祖カット済み 生本ずわい蟹」

業界初のWカット技術で関節部分まで処理済み。
「ヒルナンデス」「とくダネ」で紹介され、身入り保証付き。


かに本舗「生ずわいがに棒肉」

ネットショップ大賞15年連続受賞。大量仕入れによる価格の安さと品質の両立が魅力。

まとめ:ビードロカットはこんな人におすすめ

ビードロカットは、カニの殻を縦半分にカットした「半むき身」加工のこと。


殻から本格的な出汁が出る、焼きガニに最適という特徴があり、カニ鍋や焼きガニを本格的に楽しみたい方に特におすすめです。


一方で、殻を剥く手間が残るため、小さな子供がいる家庭や、とにかく時短で済ませたい方には「ポーション(完全むき身)」の方が向いています。

    使い分けの目安

  • ビードロカット:カニ鍋、焼きガニ、大人の食事、本格志向
  • ポーション:しゃぶしゃぶ、天ぷら、子供がいる、時短重視

あなたの用途や家族構成に合わせて、最適な加工方法を選んでください。


初めての方は、まず少量から試してみることをおすすめします。

年末年始は早めの注文がおすすめ
特大サイズは11月中旬、人気商品は12月上旬に完売する傾向があります。

※価格や在庫状況は変動する可能性があります。
最新情報は各通販サイトでご確認ください。
※本記事の情報は2025年12月時点のものです。