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この記事では、カニの塩抜き方法や、冷凍カニが塩辛い、しょっぱい理由を紹介しています。
カニ通販専門店のカニでは、私の今までの経験からも、カニが塩辛かったという経験は一度もないですが、スーパーなどでの購入では、たまに塩辛い時があります。
カニは個体差があって、水揚げ後の処理方法で塩辛く仕上がることもあります。
また、歳を重ねることで塩辛く感じるときもあります。
ただ、悪徳業者に引っかかると、加工地を中国や韓国など加工賃が安いところで味付することで、味に大きな問題が出ることがあります。
カニの塩抜き方法には2通りあります。
処理処方法はいたって簡単です。
ぬるま湯に10〜15分ほど浸しておくだけです。
これだけで、カニから塩が抜けていきます。
時間を長く浸しておくとカニの味と鮮度が落ちるので注意してください。
また、流水にカニを直接当てないようにしてください。
これは解凍するときも同じです。
カニの旨味が水と一緒に流れてしまいます。
海水と同じ塩分濃度の塩水を、ぬるま湯(40℃前後)で用意します。
海水の塩分濃度は3%なので、2リットルの水に対して60gの塩が必要になります。
大さじで3〜4杯分です。
このぬるま湯の塩水の中に、カニを浸します。
カニに付いている氷を取ったら、1度塩水を捨てます。
もう一度、新しい塩水を用意してカニを5分ほど浸しておきます。
ここで一度味見をします。
味が問題が無かったら、これでOKです。
まだ、塩味が強く感じるようなら、もう一度塩水を捨てて、
同じ様に新しい塩水を作り味が納得いくまでこの作業を繰り返します。
2回目から、ぬるま湯に浸す時間は2〜3分ほどに短くして味を確認してください。
塩辛さはそれぞれですが、一部の部位だけでは塩辛くなくても、鍋などに一度に大量に入れたりすると鍋全体が塩辛くなることがあります。
カニの量が適量でも鍋にする時にはカニの塩分があるので、よく味見をしながら出汁の調節を行います。
また、一度に大量にカニを入れると加熱しすぎることが多いので、せっかくの美味しいカニの味を落としてしまいます。
あまり大量のカニを一度に鍋には入れないようにしましょう。
塩辛いカニは茹でガニに多く見受けられます。
茹でガニとは、その名前の通りボイルされたカニのことですが、水揚げされたカニを浜で一括に大量に茹で上げることを指します。
大量のカニが大きさ、種類に関係なく一括でボイルされるので、茹で加減や塩加減の微妙な調整が難しく、塩辛かったり、茹ですぎたりと味にムラが出ます。
その点、浜茹でガニはカニ専門業者がそれぞれの独自の加工場を浜の近くに持っていて、
水揚げされたカニを、すぐに加工場に運び込み熟練の職人さんが、
カニの大きさ、種類により分け、カニに合った最適な味付けをしてくれるので、まず塩辛いはもちろん、味に問題が出ることはありません。
ですので、カニを選ぶ時には浜に専用加工場を持ち、ベテランの職人さんがいる販売店から購入すれば、味についての問題は起こることはありません。
ここで紹介している専門カニ通販会社なら大丈夫です。
◆べスト10内訳
ロシア産のカニは、水揚げしてすぐに茹でて冷凍する「船上凍結」なので、
鮮度は最も良いのですが、海水で茹でるので塩味が強いと感じる場合があります。
また、安くあげようとカナダ、ロシア等で買付けした冷凍かにを
人件費の安い中国、韓国、ベトナムの協力工場で加工することで、品質にばらつきがでて塩辛くなることがあります。
冷凍方法によっても味に違いがでます。
カニを冷凍する方法も2種類あります。
カニに直接冷気を当てて凍らせる方法です。
日本では解凍後すぐに食べられるエアブラスト凍結が主流です。
超低温の塩水にカニを浸けて凍らせる方法です。
塩水は熱の伝導率が高いので、エアブラスト凍結よりも早く冷凍することができます。
しかし、塩水に直接カニを漬けこむので、カニに溶液が浸透するのが欠点です。
ですので、ブライン凍結されるカニはどうしても塩辛くなりがちです。
全てではありませんが、タラバガニの本場であるアラスカで船上凍結されるカニはブライン凍結が主流のようです。