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年末になると急増する「カニカニ詐欺」をご存知ですか?
北海道の水産会社を名乗る業者から突然電話がかかってきて、高額なカニを強引に売りつけられる詐欺被害が後を絶ちません。
特に年末年始や年金支給日後には被害が集中しています。
「カニは好きですか?」という一言から始まる巧妙な手口で、高齢者を中心に多くの方が被害に遭っています。
商品が届いてからでは遅いと思っていませんか?
実は、購入後でもクーリングオフが可能です。
この記事では、カニカニ詐欺の実態と年末に急増する理由、そして被害を防ぐための具体的な対策法を詳しく解説します。
もし商品を受け取ってしまった場合の対処法も紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
カニ通販を装った詐欺のことを「カニカニ詐欺」と呼びます。
北海道や北陸の水産会社を名乗る業者から突然電話がかかってきて、カニの購入を強引に迫られるのが典型的な手口です。
電話で強制的に契約させられたり、断ったにもかかわらず勝手に商品が送りつけられたりします。
実際に届くのは価格に見合わない粗悪な商品で、2万円を支払っても実際の価値は2,000〜3,000円程度というケースが多発しています。
【電話勧誘の流れ】
最近では「日本の海産物が海外で売れなくて困っている。
助けてほしい」と同情を誘う手口も増えています。
女性オペレーターが泣きながら懇願するケースも確認されています。
「以前、楽天で蟹を購入されましたね」と実在する大手通販サイトの名前を語るケースが非常に多いです。
実際に過去にカニを購入した経験がある方は、つい信用してしまいがちです。
重要:楽天など大手通販サイトから直接電話勧誘が来ることは絶対にありません。
個人情報が何らかの形で漏洩している可能性もあり、詐欺業者は入手したリストを元に電話をかけてきます。
1. 年末年始のカニ需要期を狙っている
お正月やクリスマスなど、カニを購入する機会が増える年末年始は、詐欺業者にとって絶好のタイミングです。
「特別価格」「年末限定」といった言葉で緊急性を演出し、冷静な判断を妨げます。
2. 年金支給日後を狙い撃ち
カニカニ詐欺は特に高齢者をターゲットにしています。
業者は年金支給日(偶数月の15日)以降に集中的に電話をかけてきます。
電話帳に掲載されている「いかにも高齢者らしい名前」や「女性名義」の番号が特に狙われやすい傾向にあります。
3. 年末の慌ただしさに便乗
年末の忙しい時期は判断力が鈍りがちです。
「今だけ」「年内特価」といった言葉に焦らされ、つい承諾してしまうケースが増えています。
怪しい電話を見抜くための重要なポイントをチェックしましょう。
実在する業者名を騙るケースも多いため、注意が必要です。
実在する店舗名を勝手に使うケースが多発しています:
これらの名前を名乗る電話があっても、実在店舗は通販を行っていなかったり、全く無関係だったりします。
【行政処分を受けた業者】
北海道が公表している業者:
注意:北海道の市外局番は「01」から始まります。
携帯電話番号からの勧誘は特に警戒が必要です。
1. 不審な電話には出ない
留守番電話機能を活用し、知らない番号からの着信には出ないようにしましょう。
詐欺業者は応答がない番号をリストから削除することもあります。
2. 「怪しい」と思ったら確認
過去に購入した通販サイトに直接連絡を取り、電話勧誘の事実があるか確認しましょう。
正規の業者であれば記録が残っています。
3. きっぱりと断る
少しでも迷いを見せると、業者はその隙を狙ってきます。
「興味ありません」「必要ありません」とはっきり伝えて、すぐに電話を切りましょう。
4. 個人情報を教えない
「確認のため」と言われても、住所や生年月日などの個人情報は絶対に教えてはいけません。
万が一、注文していない商品が届いた場合の対処法を状況別に解説します。
慌てずに正しく対応すれば被害を防げます。
購入を断ったにもかかわらず商品が届いた場合は、配達員に「注文していません」「受け取れません」とはっきり伝えて受取拒否してください。
「生ものだから」と一度支払ってしまうと、返金手続きが非常に困難になります。
注文していない商品が送られてきた場合、2021年7月6日の特定商取引法改正により、受け取った側は直ちにその商品を処分してもかまいません。
以前は14日間の保管義務がありましたが、法改正により撤廃されました。
業者への連絡も、代金の支払いも一切不要です。
商品に同梱された請求書に「返送しない場合は購入とみなす」と書かれていても無視して大丈夫です。
これらの対応をしておけば、後日トラブルになっても安心です。
【生鮮品でもクーリングオフは可能】
業者は「カニは生鮮食品なのでクーリングオフできません」と主張しますが、これは真っ赤な嘘です。
平成21年12月1日以降、3,000円を超える生鮮食品にもクーリングオフが適用されるようになりました。
【クーリングオフの条件】
【クーリングオフの手順】
【消費生活センター】 https://www.kokusen.go.jp/map/index.html
【電話内容と実際の商品が異なる場合】
気付いた時から8日間以内であれば契約の取り消しが可能です。
すぐに国民生活センターに相談してください。
カニカニ詐欺の業者は、交渉のプロです。
一人で対処しようとせず、すぐに専門機関に相談しましょう。
【全国消費生活センター 消費者ホットライン】
0570-064-370(ゼロ・ゴー・ナナ・ゼロ 守ろうよ、みんなを)
国民生活センターは、強引な勧誘など少しでも不審な点があったらきっぱりと断り、注文していない商品が送り付けられた場合は送り主の情報を控えてから受け取りを拒否するよう呼び掛けています。
カニ通販詐欺に遭わないためには、信頼できる実績のある通販会社から購入することが最も確実な対策です。
【安全な通販会社の特徴】
訳ありカニでも、信頼できる通販会社が扱う商品であれば、足が1本欠けていたり甲羅にヒビが入っていたりするだけで、味は正規品と変わりません。
見た目を気にしない自宅用なら、お得に美味しいカニが楽しめます。
カニと言えば、日本海側で獲れるズワイガニは漁獲時期が制限されていますが、北海道のカニは1年中漁獲することができます。
そんな北海道で漁獲されるカニを取り仕切っているのが、北海道の漁協をたばねる「北海道ぎょれん(北海道漁業協同組合連合会)」です。
北海道の全漁協74が集まって作られていて、カニを含む北海道の魚介類の取り扱いはもちろんNO.1。
「北海道ぎょれん」は、北海道のカニの大卸です。
北海道に行かなくても北海道の新鮮なカニが卸価格で、お値打ちに手に入ります。
しかも、北海道ぎょれんが浜のネットワークを活かし全国どこでも送料無料、産地直送でカニを届けてくれます。
"北海道の漁協をたばねる北海道ぎょれん"だからカニ・エビの種類に加え、ボイル、お刺身用など種類がとても豊富です。
カニを割った瞬間に身がぎっしり詰まって、カニ汁がしたたり落ちるような本物のカニを選びましょう。
カニカニ詐欺は年末年始と年金支給日後に集中して発生します。
高齢者が狙われやすい傾向にあるため、ご家族で情報を共有することも大切です。
【被害を防ぐポイント】
一度でも購入してしまうと、詐欺業者のターゲットリストに載り、繰り返し狙われる可能性があります。
「はっきり断る」「受け取らない」「相談する」この3つを徹底しましょう。
万が一被害に遭ってしまった場合でも、適切に対処すればクーリングオフで解決できます。
焦らず、専門機関に相談することが大切です。
安全にカニを楽しむためにも、信頼できる通販会社を選び、年末年始の食卓を笑顔で囲みましょう。