タラバガニのサイズ規格に要注意!Lや5Lの正体と賢い選び方
タラバガニのサイズ規格に統一基準がない事実をご存知ですか?5LやLサイズの正体と、輸入品の本当の規格を徹底解説。重量表示の見方や信頼できる業者の選び方まで、失敗しないカニ選びの全知識をお届けします。

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タラバガニのサイズ規格に要注意!Lや5Lの正体と賢い選び方

タラバガニ サイズ 規格
タラバガニのサイズ規格って、実は決まったルールがないってご存じでしたか?


通販サイトでよく見かける「Lサイズ」や「5Lサイズ」といった表記も、タラバガニのサイズ規格が統一されていない日本国内では、販売業者が独自に決めているのが現状です。


サイズ表記は業者ごとにバラバラ。同じ「Lサイズ」でも、ある業者では小ぶり、別の業者では特大サイズ…なんてことも。


しかも、景品表示法でも規制対象外のため、こうした表記の違いが問題になることはほとんどありません。


本記事では、輸入時に使われる正確なサイズ基準(1肩300g〜900g)や、重量での比較方法、グレース(氷の膜)の見極め方、信頼できる通販業者の選び方まで、失敗しないカニ選びのポイントをわかりやすく解説します。


高価なカニで「思ったより小さい…」と後悔しないために、まずはタラバガニのサイズ規格の真実を知っておきましょう。


カニのサイズ基準の真実

輸入時には明確な重量基準が存在しますが、国内販売時には統一規格がありません。


ここでは産地別の正確なサイズ規格と、国内表記の問題点を詳しく解説します。

輸入品には統一規格がある

日本国内で流通しているカニの約8〜9割は、ロシア産やアラスカ産の輸入品です。


これらの輸入カニには、産地ごとに統一された規格が存在します。


輸入時のサイズ基準となるのは「重さ」です。


足の長さでも大きさでもありません。


見た目は立派な2Lサイズのような足でも、身入りが悪ければ軽くなり、Sサイズに分類されることもあるのです。

タラバガニのサイズ規格表(輸入時)

【1肩あたりの重量(足の重さ)】

サイズ ロシア西カムチャッカ産 ロシアアヤン産 アメリカアラスカ産 ノルウェー産
S 300g以下 200g以下 300g以下
M 301g〜500g 201g〜400g 301g〜500g
L 501g〜700g 401g〜600g 701g〜900g 501g〜700g
2L 701g〜900g 901g〜1100g 701g〜900g

産地によって同じサイズ表記でも重量が異なることがわかります。


日本の企業は、この規格を参考に買い取り価格を交渉しています。

ズワイガニのサイズ規格表(参考)

【1肩あたりの重量(ロシア産)】

サイズ 重量
S 100g以下
M 101g〜150g
L 151g〜200g
2L 201g〜250g
3L 251g〜300g
4L 301g〜350g
5L 351g〜400g

国内販売時の問題点

タラバガニ サイズ 規格
前述のとおり、国内のサイズ基準には法的な規制や規約がありません。


そのため、輸入品の規格ではSサイズでも国内表示ではLサイズに、Mサイズを2Lサイズと表記する業者も存在します。


単純に「5Lだから大きい」と思ってはいけないということです。


ただし、まっとうな業者は、ほぼ輸入時の表記に準じて表記しています。


さらに信頼できる会社は、以下の情報も明記しています。

  • 1箱が何kg入っているのか
  • 1箱に何肩程度入っているのか
  • グレース(氷の膜)を含まない正味重量

これらの情報があれば、より確実に購入することができます。

失敗しないカニの選び方

サイズ表記だけに頼らず、重量や肩数、グレースなど、チェックすべき具体的なポイントを押さえれば、本当に満足できるカニを選ぶことができます。

重量(g・kg)で比較する

「g」「kg」は、カニの共通単位です。


カニを比較する時は、まず重量で比較しましょう。


ただし、カニには殻など食べられない部分があります。


たとえば「脚1kg」と表記されていても、「1肩1kg」なのか「脚1kg(2肩〜4肩)」なのかで大きく違います。


後者の場合、1肩250g×4肩で送られてくる可能性もあるのです。

「足し脚あり」に要注意

重量の帳尻を合わせるために、小さな脚や折れた脚の寄せ集めという場合もあります。


これらは余計な殻が多くなる分、食べられる部分が少なくなります。


【重要ポイント】


訳ありカニや特売カニによく見かけるのが、1kgの蟹を詰め込んだお値打ち商品です。


確かに重量は1kgあるのですが、中に何杯の蟹が入っているかが問題です。


カニには食べられない部位(爪・甲羅・脚先・殻)があります。


小さいカニが何杯も詰め合わされた1kgの商品と、1kgで1杯の商品では、食べられる部分が全然違います。


詰め合わせと聞くと一見豪華そうですが、1杯1kg以上のしっかり育った堅蟹を選んだ方が断然お得です。

グレース(氷の膜)を確認

冷凍カニの表面には、乾燥から身を保護するためのグレースという氷の膜がついています。


業者によっては、このグレースの重さも表記重量に含んでいることがあります。


「総重量」と「解凍後の正味重量」を両方記載している業者を選ぶと安心です。

信頼できる業者の見分け方

  • 輸入時の規格に準じた表記をしている
  • 重量(kg・g)を明記している
  • 1箱に何肩入っているかを記載している
  • グレースを含まない重量も表示している
  • 産地を明確に表記している
  • 運営歴や実績が豊富

おすすめのカニ通販サイト

カニ選びで失敗しないためには、信頼できる通販サイトを選ぶことが重要です。


ここでは、品質と信頼性に定評のある通販サイトをご紹介します。

かに本舗(匠本舗)

年間1000トン以上のカニを買い付ける業界最大級の実績を持つ通販サイトです。


大量仕入れによる価格の安さと、厳格な品質管理が魅力。


サイズ表記も明確で、重量表示がしっかりしているため、初めてのカニ通販にもおすすめです。


多くのユーザーから高評価を得ており、コストパフォーマンスの良さも人気の理由です。


特大サイズのタラバガニから食べやすいポーションまで、幅広い商品ラインナップが揃っています。


北海道ぎょれん

北海道漁業協同組合連合会が運営する、産地直送の安心感が魅力の通販サイトです。


漁協が直接管理しているため、鮮度と品質は折り紙付き。


輸入品だけでなく、北海道産の良質なカニも取り扱っており、サイズ表記も正確です。


価格は少し高めですが、品質重視の方には最適な選択肢といえるでしょう。


贈答用としても信頼性が高く、大切な方への贈り物にもおすすめです。


まとめ:タラバガニのサイズ選びで失敗しないために

タラバガニのサイズ規格について、重要なポイントをおさらいしましょう。


1. 日本国内にはカニのサイズ規格がない
販売業者が自由にサイズ表記できるため、5Lや10Lなどの表記だけでは判断できません。


2. 輸入品には産地ごとの統一規格がある
重量を基準にサイズ分けされていますが、産地によって基準が異なります。


3. 重量(kg・g)で比較することが重要
サイズ表記よりも、実際の重量を確認しましょう。


4. 1肩あたりの重量と肩数を確認
「1kg」と書かれていても、何肩入っているかで食べられる量が変わります。


5. 信頼できる業者を選ぶ
輸入時の規格に準じた表記をし、重量表示が明確な業者を選びましょう。


美味しいタラバガニを楽しむためには、サイズ表記に惑わされず、重量と業者の信頼性をしっかり確認することが大切です。


かに本舗や北海道ぎょれんのような実績のある通販サイトなら、サイズ表記も明確で安心して購入できます。


大切な家族との食事や贈答用には、ぜひ信頼できる業者から質の良いカニを選んでください。


正しい知識を持って賢く選べば、きっと満足のいくカニ体験ができるはずです。