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毛ガニの偽物、似た蟹、くりがに、トゲクリガニの見分け方

毛ガニの偽物「くりがに」

【毛ガニ

【くりがに】

【トゲクリガニ】

この記事では、毛ガニの偽物、毛ガニに似た蟹、くりがに、トゲクリガニの見分け方などを紹介しています。

タラバガニには、アブラガニという、そっくりなカニがあることは一般にも知れ渡りましたが、
毛ガニにそっくりな「くりがに」「トゲクリガニ」については、ほとんどの人が知らないのではないでしょうか?

実際に、かつては毛ガニとして販売されていたこともあります。

これが、くりがに、トゲクリガニが毛ガニの偽物と言われるゆえんです。

毛ガニの正式名称は「オオくりがに」ですから、「くりがに」「トゲクリガニ」と似ていても不思議はありません。

毛ガニ、くりがに、トゲクリガニの見分け方

同じ種類だから見分けがつかないかというと、見た目で見分けることができます。

毛ガニは甲羅が少し縦長の四角形ですが「くりがに」「トゲクリガニ」は甲羅が五角形で横長です。

「くりがに」と「トゲクリガニ」は、外見や大きさなどがほぼ同じなので、見た目だけで区別するのは難しいですが、
よく見ると、甲羅の頭の部分のトゲの揃い具合に違いがあるのがわかります。

毛ガニの偽物、くりがに、トゲクリガニ

毛ガニの偽物、くりがに、トゲクリガニ

色は「くりがに」の方が毛ガニよりも濃い目ですが、加熱するとほとんどわからなくなります。

毛ガニ、くりがに、トゲクリガニの産地

毛ガニは北海道というイメージが強いですが、日本海側の能登半島周辺、太平洋側では岩手県沖でも漁獲されます。

くりがにの生息地は室蘭・根室・釧路・網走とさらに北のサハリン沿岸、ベーリング海〜カリフォルニア北部沿岸で、
トゲクリガニは、北海道西岸から津軽海峡、三陸沿岸からさらに南にかけて生息します。

毛ガニの生息地である北海道から三陸沖、日本海とだいぶ重なるところがあります。

毛ガニ、くりがに、トゲクリガニの旬

毛ガニ

漁獲場は季節ごとに移動しますが、北海道近海で一年中漁ができます。
岩手県(宮古市)では、12〜4月が漁獲時期になります。

くりがに

くりがにの旬は、春〜初夏(4月〜6月)です。

トゲクリガニ

4月下旬から5月下旬頃で、青森県の陸奥では古くから「トゲクリガニ」を「花見蟹」「桜ガニ」などと呼ばれていてお花見にはかかせないそうです。

毛ガニ、くりがに、トゲクリガニの味

一般的な評価では、蟹肉の美味しさは毛ガニと同じと言われています。
毛ガニと同じくりがに科のカニなので、まずいわけがないということですね。

しかし、蟹味噌は毛ガニの方が美味しいと言われています。
ただ、青森の「トゲクリガニ」は毛ガニ以上の味という人もいます。

3種類を並べて比べれば違いはわかるかもしれませんが、人によって濃厚な味を好む人や、さっぱりな味を好まれる人がいるので評価が分かれるのはその違いかもしれません。

くりがに、トゲクリガニの旬は、春〜初夏です。
旬を外すと成長前の可能性が高く、サイズ、味、品質も落ちます。

国内での販売は、ほとんどが国内産ですがオホーツク海やベーリング海域のくりがにも出回っていることがあります。

国内産にこだわるならば産地はきちんと確認するようにしてください。

「くりがに」「トゲクリガニ」美味しい食べ方

「くりがに」「トゲクリガニ」どちらも、毛ガニと同様茹でて食べるのが一般的です。

一見食べられる部分があまり無さそうですが、殻を取り外すと、中にはカニ味噌がたっぷり詰まっています。
メスには濃いオレンジ色の内子も。

脚にも小さいながら身がぴっちりと詰まっているので、掻きだしてみると身体の割に沢山詰まっていることに驚かされます。
蟹味噌と内子、身ともに甘味があります。

毛ガニ、くりがに、トゲクリガニの値段

毛ガニはカニの中でも漁業規則が大変厳しいカニで、資源確保のためにメスを獲ることは禁止されています。

ですので市場で販売されている毛ガニはすべてオスの毛ガニです。

それにくらべて、くりがに、トゲクリガニは規制がないのでオス、メスの両方を味わうことができます。

しかし、オスとメスとでは値段が異なります。
メスには内子があるので、これを好む人が多く値段が高いです。

オスは身が多く詰まっているので「カニ好き」を自負する人たちはオスを好みます。

値段ですが、いくら毛ガニにそっくりだといっても、やはりくりがに、トゲクリガニは毛ガニよりも安い値段で購入することができます。

安くカニを食べたいと思うならくりがに、トゲクリガニでも十分美味しさは堪能できます。

くりがに、トゲクリガニ 通販

デパートが限定で「三陸産ボイル毛かに、ボイルくりがに食くらべ」を販売することがあります。

デパートの販売なら安心ですよね。品質も味の点でも何も心配することはありません。

活毛かに、活くりがにの実入りが特に良いとされる4月限定で漁獲された蟹を販売します。

くりがには地元では「桜かに」と呼ばれ、味噌と実入りが良く美味なのですが、認知度が低いのでほとんど地元で消費されます。

そんな4月限定で漁獲された「三陸産ボイル毛かに、ボイルくりがに食くらべ」をデパートが催事で用意したりするので、
その時期がきたら注意してみてみましょう。

限定なので数量が無くなり次第、完売になるのは早いです。

しかし、デパートのカニの品揃えは決して良いとは言えないんですよね。

信用があるからこそ、新鮮なカニを取り扱おうとすればするほど旬の時期が限られることもあり直ぐに販売が終了してしまうんです。

そして、何を販売するのかというと「カニ缶」です。(笑)

大手のカニ通販会社も毛ガニは取り扱っているのですが、くりがに、トゲクリガニは取り扱っていません。

くりがに、トゲクリガニの取り扱いが最も多いのが通販国内最大手の楽天です。

楽天なら色々なショップが競い合っているので、比較もしやすいしお値打ちなくりがにが揃っています。

毛ガニの偽物、くりがに、トゲクリガニ くりがに、トゲクリガニ【楽天市場】

毛ガニ通販

今は、行政の監視の目も厳しく「くりがに」「トゲクリガニ」を「毛ガニ」として販売することは無いと思いますが、
それでもまれに表示違反の販売をしている業者もいるようなので毛ガニを購入する時には
信頼できる業者から購入するようにしましょう。

毛ガニは、1年中、北海道の周辺で水揚げされています。

通の蟹としても有名ですが、一番の特徴は何といってもコクがあるカニ味噌ですね。
毛ガニのカニ味噌は本当に美味しいです。

雄武の毛ガニから長万部産の黄金毛ガニ、流氷明けの毛ガニ
活ガニからボイル、チルドなど、まとめて紹介します。

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今年の蟹は毛ガニしますか? 「くりがに」「トゲクリガニ」にしますか?