カニビルとは

カニビルとは

カニビルという言葉はカニを購入する時に、よく聞いたり、見かけたりするのですが、あなたはご存知ですか?

 

私も最近、カニビルについて詳しいことを知りました。
私が今までに知り得た情報は、間違っていたかもしれません。

 

カニビルを全然知らない人に説明しますと、カニの甲羅についている黒いブツブツをカニビルと言います。

カニビルとは

ヒルの一種の虫の卵なんです。

 

昔からカニビルがカニの甲羅に多くついていると、身がしっかり詰まった良いカニだと言われてきました。
これがどうやら違うようです。

 

この話の根拠はカニは脱皮を繰り返すので、脱皮した直後のカニにはカニビルはつかず、脱皮後長く経過したカニほど、カニビルがつきやすいというところから来ています。

 

カニの脱皮直後は確かに、カニは栄養を脱皮する体力に奪われてしまい、身もあまり詰まっていなく、脱皮した後の期間が長いほど、身が詰まるということはよくわかります。

 

しかし、最近の研究では脱皮直後のカニにもカニビルがつくことがわかってきました。
また、国内産のカニだけにカニビルはつき、ロシア産などの外国産にはカニビルは付いていないので、国産と外国産はすぐに区別が付くと言われてきました。
どうやら、これも眉唾のようです。

 

カニビルの生息地は日本近海とロシア・アラスカ等に幅広く生息していてロシア産のカニにもカニビルはついています。
カニビルがついていないのは北朝鮮産のカニです。

 

カニビルの生息する場所は海底の砂泥底で、卵を産むには硬い場所が必要なのです。
そこでカニの甲羅が産卵場所として使われるのですが、北朝鮮沿岸の海域は「岩場」が多く、わざわざカニの甲羅に産み付けなくても、いくらでも産む場所があるからなんです。

 

では、どうしてこんな誤った情報が広がったのかというと、どうやら販売者側の隠された意図があったようです。

 

わかりやすく説明すると、身入りがよくない安いカニを仕入れて購入者にカニビル(黒い粒)が付いているから身がしっかり詰まっていますよ。といって販売していたからです。
お客さんにカニを持ってもらうと、すぐに軽いとバレてしまうのでお客さんに触らせることなく販売できるように仕組まれたようです。

 

テレビなどでもカニビルがついているとカニの身がしっかりと詰まっていると放送されることもありますが、これはテレビ局が実態をよく調べないで販売者の意見をそのまま放送しているからなんです。
ある意味、間違った情報が伝わった原因はマスメディアにもありました。

 

あと、生と茹でカニと比べるとボイルガニの方がカニビルが少ないのですが、これはボイルした後に、アクが出たりしてカニの甲羅につくので、それを取り除くためにゴシゴシと擦っているからです。

 

不心得な業者は、あまり擦るとカニビルが取れてしまうので、カニビルがとれないようにしている業者もあるということです。

 

流通経路、冷凍技術がまだ発達していないときは、ロシア産はほとんどがボイルガニだったので、こんな所からもカニビルがついていないのは外国産という誤った情報が流れた可能性もあります。

 

最後になりましたが、カニビルは成虫だと約10センチくらいの大きさがあります。
ヒルですから頭部の吸盤で吸い付き、寄生した相手の体液を吸うのですが、カニの体内に入り込むことはありません。

 

カニとっても人間にも無害ですから安心してください。
普段は海底の砂泥に生息するカレイなどの体液を吸っています。

 

ここにカニビルの成虫の写真を載せますが虫アレルギーの人は見ないようにしてください。
ただでさえ、カニビルのブツブツに対しても恐怖症の人がいるので注意してください。

 

カニビルとは

 

 

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